こんにちは、ポップヴァイオリニストの式町水晶です。
この記事を読んでいただいているあなたは、
「実際のところ、いじめが起こっている学校で講演・演奏をしたことがあるの?」
という疑問を持たれているのではないでしょうか?
リアルな話をすると、あります。数えたところ45校18,000人の生徒の皆さんの前で講演・演奏をしているので、やはり、確率としてあります。
本当に、先生方は生徒のことを思ってらっしゃって、例えば、
「式町さん、講演中は"いじめ"というワードを出さずにお話をお願いできますか?センシティブな問題(取り扱いに細心の注意を払わなければならない問題)なので」
とお願いをされることがあります。
こういった場合、「ぼくは小学校6年生の時に、クラスのお友達から"嫌がらせ"を受けたことがあってね」と言い換え、オブラートに包み、傷つけないようにお話しています。ストレートに「いじめなんてダメだよ!!!」というとグサッと心に刺さってしまうからです。
人生経験を間接的にお話しながら、
「ぼくの場合はこう思ったんだ、思うんだ」
と伝えることを大切にしています。話が長くなりますが(汗)
そうすると、感想で、
「私も2度いじめにあったことがあります。お話に同情しました。式町さんは人の心をいやすお仕事をされていると感じました。話を聞いて勇気が出ました」
と伝えてくださることもあります。
また、体育館でのヴァイオリンの演奏中、ぼくは、コミュニケーションの気持ち、ヴァイオリンの音色を身近に感じてもらいたいという想いから、生徒の皆さんお一人お一人の目の前を歩いて演奏することをしています。
「小さな世界【イッツ・ア・スモール・ワールド】」や「夢を叶えてドラえもん」などを弾いている時は、手拍子や笑顔で楽しい表情をしてくださる生徒の皆さんからエネルギーをいただくことが多いです。
<下の動画の最後のシーンのような感じで演奏しています>
しかし、先生方が生徒の皆さんを心配・ご配慮されている学校では、手拍子もなく表情も暗く、「むむむ!?」と感じる「エリア」があります。ぼく自身が素質や人生経験的にもそういったオーラ・波動に敏感なこともあり、気づきやすいのです。
「自分のことを一番に守ってもらいたいな」
「その上で、他人にも優しくあってもらいたい」
「心地良い環境を作っていきたいな」
と強く思ったりします。
笑顔で交流させていただいた生徒さんが過去の自分のように一人で悩んでいると思うと悲しいし、万が一のことがあったら、学校も責任を問われ大変なことになりますから。学校と生徒の皆さんの安全安心を少しでも守るため、力になりたいのです。
「講演者」に式町水晶を選んでいただき、「癒しと鼓舞」のエネルギーを届けられるように精進します。
これまでの人生で支えをたくさんいただいた分、皆様の優しさ・鼓舞のエネルギーを循環させていきます。できることを1つ1つ進めていきたいと思います。
式町水晶
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