書籍
水晶の響(すいしょうのひびき)
全4巻 2019/10/11発売
著者:斉藤倫
出版:講談社
【あらすじ(Amazonページより)】
3歳のときに脳性まひ(小脳低形成)と診断された式町水晶は、4歳でバイオリンと出会う。耳の聞こえない親友なっちゃんとの交流の中で、自分の音をどう伝えたらいいのか悩むが、そんなときバイオリニスト中吉俊博という目標を見つける。小学6年で通常学級へ編入した水晶は、そこでピアノを弾く葉月唯という少女と出会い……?
※この漫画はバイオリニスト式町水晶さんをモデルにしたフィクションです。式町さんの実際の経験とは異なる部分がありますのでご了承下さい。
水晶の響(すいしょうのひびき)は現在、絶版となっております。
特に、3巻・4巻が入手できず、2巻まで読まれた方から「続きが読めない。どうにか購入できませんか?」とお問い合わせを受けております。
また、全国の学校を訪問させていただく機会が増えたこともあり、先生方、生徒の皆さんからも「図書室に置きたいので購入できませんか?」問い合わせをいただいている状況です。
京都の小学校での講演・演奏会の動画
大阪市生野区勝山小学校での出前授業
2019年9月、南三陸町長へ全小中学校に書籍を寄贈。陸前高田市の全小中学校に書籍を寄贈しました。
2021年9月、小田原市長へ市内の全小中学校に書籍を寄贈。
2021年9月、桶川市長へ市内の全小中学校に書籍を寄贈。
5周年の挑戦
出版社である講談社に「学校に寄贈したいので、100部単位で増刷できませんか?」と依頼しましたが、社の取り決めで1冊あたり1500部単位でないと増刷ができないという事情があることがわかりました。
4冊・6000部を増刷するには約300万円の資金が必要となります。
「どうにか、増刷を実現できないか?」と考えていたところ、「クラウドファンディングをしてみてはどうか?」とアドバイスをいただきました。
脳性まひのヴァイオリニストを育てて~母子で奏でた希望の音色
2018/4/6発売
著者:式町啓子
出版:主婦と生活社
【内容(Amazonページより)】
3歳で脳性まひと診断されながら懸命なリハビリの末にプロのヴァイオリニストとなった式町水晶(みずき)さん。
そのかげには、障がいを持つひとり息子を女手ひとつで育てあげた母親・啓子さんの想像を絶する苦労と深い愛情があった。
乳飲み子を抱えて夫と別れ、リハビリのためにと選んだヴァイオリン。
そこで直面したのは障がい児への偏見を持つ指導者たち、金銭面の大きな壁、学校での壮絶ないじめ……。
4歳からの血のにじむ訓練の末、メジャーデビューをつかんだ水晶さん。
しかし、その直前、啓子さんにがんの宣告が下る。
「この子がひとりになっても生きていけるように」母子で挑んだ障がいとのひたむきな闘いの記録。
【目次】
■第1章■ 障がいを持って生まれても
・32週、1836gで生まれた命
・生後2か月での離婚
・3歳、脳性まひの診断がおりる
・4歳、ヴァイオリンとの運命の出会い
・5歳、芸能界に入る
・「葉加瀬さんになりたい! 」
■第2章■ 折れそうな心を支えて
・町田市での貧乏暮らしが始まる
・じいちゃんが家を売る
・8歳、きみ子先生との出会い
・9歳、アミューズ王子様オーディション
・3年生、失明の危機。盲学校へ
・10歳、父との電話
・11歳、中西先生との運命の出会い
・八王子医療刑務所の慰問で表彰される
・6年制、耐えがたい“いじめ"
■第3章■ ヴァイオリンがくれた希望
・思春期、すさんでいく心
・東日本大震災、「僕に何ができるのか」
・宗幸先生から託された津波ヴァイオリン
・ボクシングとの出会い
■第4章■ 私たちのこれから
・ついにデビューへ。動き出した運命
・脳性まひのわが子を育てて。母の思い
・世界で活躍するヴァイオリニストに
★母へつづる思い 式町水晶