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活動への想い

清水寺にて
学校訪問の写真

私は、「平和・公正な世界の実現」を理念にポップヴァイオリニストとして活動しております。この理念を掲げているのは、3歳の時に発症した脳性まひの障がいであったり、小学6年生の時のいじめの経験の影響が大きいからです。

普通学級のクラスメイトを見て「自分のことをテキパキできてすごいなぁ」と思う一方、母に対して「なんでこんな体に産んだんだ」と思うほど「公正」でない現実を経験し、孤独・無力さを感じていました。

 

しかし、八王子医療刑務所や、東日本大震災の被災地での演奏を通じ、障がいのあるなしに関わらず、人間なら誰もが孤独やコンプレックスを感じたり、理不尽な経験をしながら生きていることを再認識しました。そこで決意したことが、「人々の心に寄り添い、癒しの音楽を届けること」でした。これが式町水晶の使命です。音楽の力で、毎日を一生懸命生きる人々を鼓舞していきます。

私の今後の目標は、「何かしらの事情によって教育を満足に受けられない子どもたちに、あたたかい環境・施設を作っていくこと」です。そのためにも、ヴァイオリニストとしての技術をさらに磨くとともに、内面も豊かな人間となり、癒しの音楽を届け続けてまいります。

 

「平和・公正な世界の実現」という想いに共感いただける企業・個人の方々と、共に前に進んでいきたいと思っております。この趣旨・目的にご賛同いただければ嬉しいです。

2023年9月

ポップヴァイオリニスト

式町水晶

式町水晶と津波ヴァイオリン

演奏・講演実績

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