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執筆者の写真mizuki shikimachi

【11月18日(土)まで特別上映】清水寺の10年間と今を紡いだドキュメンタリー映像に式町水晶も出ています



(公式HPより)ご挨拶


近年、世界中で起こる事象に対し先の見えない不安を抱かざるを得ない時が多々あると感じます。我々寺院のいつの時代も変わらぬ役割は、人々の安寧と世界平和を祈願し、その時を生きる人々のための心の拠りどころであるということです。本展で上映するドキュメンタリー映像「Kiyomizu - Cycle of Blessings」は、およそ10年間に渡りアーカイブしてきた映像素材を活用しています。


仏教や寺院が今を生きる人々にとってどのように役に立てるか、寄り添うことができるのかを改めて問い直し、今回は映像という手段を用いて我々の言葉を紡ぎました。


約20分間の映像には、アーカイブ映像と撮り下ろした風景などに加え、貫主・森 清範、学芸員・坂井 輝久、執事・大西 英玄の3名のインタビューを収録いたしました。映像中の音楽を担当したのは、京都を拠点に国内外で活躍されている音楽家・原 摩利彦氏。そして尺八の演奏は工藤 煉山氏が担当しています。


当山は2012年より、写真や映像で清水寺の「今」を発信するプロジェクト「FEEL KIYOMIZUDERA」に取り組んでまいりました。使用しているアーカイブ映像もこのプロジェクトの一環として記録してきたものです。国境や言語を超え、四季や行事、日々の光景を感じていただくことで、ひとときでも安らいでいただきたい。清水寺が仏教に触れる入り口となればという思いから今日まで続けております。


そしてこれからも今の時代に求められる仏教、寺院の在り方を模索し続けていく所存です。今回は経堂を会場とし、大型スクリーンを設置し上映いたします。その時々の場面の息吹を全身で感じられ、没入いただける空間を構築いたします。


この映像をご覧いただいたみなさまには、清水寺との出会いに縁を感じ、小さくとも、今を、未来を生きる “希望”を感じていただけましたら幸いです。



[会期]

2024年10月18日(金)

〜11月18日(土)

9:00〜16:00


[会場]経堂(重要文化財 / 通常非公開)

[上映時間] 約20分間

[入場料]無料

※本堂拝観は通常通り拝観料が必要です。



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Profile

式町水晶(しきまちみずき)

1996年北海道旭川生まれ。
脳性まひと闘うプロヴァイオリニスト。

 

東日本大震災の津波に耐えた陸前高田奇跡の一本松と被災地に残された瓦礫や家具を再利用して作られた 「津波ヴァイオリン」を所持し演奏することを託される。

障がい者と健常者の垣根を越え、 より多くの人々に夢や希望を贈りたいとの思いで、東日本大震災チャリティーコンサートや、全国各地での災害支援活動、社会貢献活動を中心に、コンサート、 ライブ、 各種講演会、 楽曲制作も精力的に行っている。

式町水晶
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